内容まとめ①『まんがで身につく続ける技術』

第1章 過剰行動と不足行動

・続かないことには意思は関係ない。続ける技術が必要。それは行動に隠されている。

・行動は3つの要素からできており、A先行条件(動機) B行動 C結果条件(動機の達成)に区分される。

つまり、行動は先行条件で決まっている。だから先行条件を整えれば行動をコントロールできる

ターゲット行動(コントロールしたい行動)には2種類あり、過剰行動(減らしたい)、不足行動(増やしたい)に区分できる。

・不足行動にはそれを阻害してしまうライバル行動がある(例えば、勉強したいけどスマホをいじっちゃう等)

つまり、

ターゲット行動=不足行動のとき

それが起きやすくなるような先行条件を整えるライバル行動の発生を抑える。

ターゲット行動=過剰行動のとき

それが起きにくい先行条件を整える。

Q.では具体的にどう行動をコントロールするか考える。

step1.ターゲット行動を明確にする。

step2.ターゲット行動は不足行動か過剰行動か?

step3.不足行動を起きやすくする、あるいは過剰行動を起きにくくするための先行条件を考える

step4.ライバル行動は何か?

 

第2章 不足行動のコントロール

・先行条件をリサーチすることをフロント行動リサーチという。自分がターゲット行動をどんなときに取りがちなのかをより詳細に考える。

・結果条件について考えるのがアフター行動リサーチという。自分がターゲット行動をとったらどんなメリットが生まれるのかをより詳細に考える。

・過剰行動の場合は行動後のメリットを何かに置き換えることチェンジ行動という。

 フロント行動リサーチシート(不足行動編)p85

1.自分のターゲット行動は?

2.ターゲット行動直前の環境は?

ア)発生する頻度、持続時間

イ)どのようなときに発生しやすいか

ウ)だれがいるときに発生しやすいか

エ)発生する前に、自分が行う行動や出来事は?

オ)発生する前に、自分の周囲の人が言ったことや行動は?

カ)発生しにくいのはどんなとき?(場所、一緒にいる人、状況など)

フロント行動リサーチシート(ライバル行動編)p86

1.自分のライバル行動は?

2.ライバル行動の直前の環境は?

ア)発生する頻度、持続時間

イ)ライバル行動をするために必要なエネルギー

ウ)どのようなときに発生しやすいか

エ)どのような場所で発生しやすいか

オ)だれがいるときに発生しやすいか

カ)発生する前に、自分が行う行動や出来事は?

キ)発生する前に、自分の周囲の人が言ったことや行動は?

ク)発生しにくいのはどんなとき?(場所、一緒にいる人、状況)

アフター行動リサーチシート(不足行動編)p88

1.自分のターゲット行動

2.ターゲット行動直後の環境は?

ア)行動後に生まれるメリットは?

イ)行動後の周囲の人の反応

ウ)行動後あなたは何かをしなくてよくなったり、さけたりできる?

3.あなたのライバル行動

4.ライバル行動直後の環境は?(ライバル行動をした後のメリット)

 

行動のヘルプとは、行動の数を増やす助けとなる要素のこと

動機づけ条件とは、行動に対するメリット(アフター行動リサーチで出た高い充実感を得られることであったり自身でご褒美を設けることも有効)

行動のハードルを低くするは、文言通りの意味でフロント行動リサーチで出た発生頻度よりも目標回数を低めに設定したりすること。

→つまり、

不足行動の発生を高めるポイント p92

1.自分のターゲット行動

2.不足行動の発生を増やす先行条件

ア)行動のヘルプを作る

イ)動機づけ条件を作る

ウ)行動のハードルを低くする

3.自分のライバル条件

.自分のライバル行動の発生を抑える先行条件

ア)行動のヘルプを取り除く

イ)動機づけ条件を取り除く

自分の不足行動を増やすには? p94

1.自分のターゲット行動を増やす環境

2.自分のライバル行動を抑える環境

 

第3章 過剰行動のコントロール

・不足行動よち厄介な過剰行動(苦労せずに簡単にすぐに快感を得られることだから不足行動よりコントロールが難しい)